土地の決まり事

Posted by 真木 | 土地 | 月曜日 10 12月 2012 11:24 PM

  品川で不動産を購入した知人が道路と敷地には色々な規定や約束事があるのを知ってびっくりしたと言っていました。

 道路と敷地に関する決まりごとには、接道義務・敷地後退(セットバック)・隅切りがあります。 接道義務とはなにかというと、建築基準法では、「建築物の敷地は道路に2m以上接していまければならない」と定めています。ちなみにここでいう道路とは、幅4m以上(地域によっては6m以上)の公道や位置指定道路と指定された私道などのことです。

また、幅4m未満の道路でも、建築基準法が定められた昭和25年以前からあった道路で、役所が指定した道路(通称2項道路)であれば、道路として認められています。

 通常、1つの敷地に建てられるのは1つの建物というのが原則なのですが、もし2軒以上建てる場合は、それぞれ道路に2m以上接するように敷地を分割しなければなりません。また「袋地」や「旗ざお状敷地」と呼ばれる敷地は、路地状部分が道路に2m以上接していなければならないという規定があります。これを接道義務といいます。

 次に、敷地後退(セットバック)ですが、4m未満の2項道路に接する敷地に家を建てる場合、道路の中心線から2m(地域によっては3m)、敷地を後退させなければなりません。建ぺい率や容積率は、後退部分を除いた敷地面積で計算します。また、風致地区などでは、道路境界線や隣地境界線から外壁を1mや2mなど、定められた距離だけ離さなくてはならないので、注意が必要となります。

 最後に、隅切りですが、角地の角度が120度未満の場合は、道路の見通しをよくするため、その角の部分を削らなくてはならず、建物や塀などをつくることはできません。この行為を隅切りと言います。この削る量ですが、各地方自治体の条例などにより異なります。ただし、この隅切り部分は、敷地後退の場合と違い、建ぺい率や容積率には影響はでてきませんので安心して下さい。